次の DEMO をチェックする
ピラティス・ストレッチ

週1のピラティスは意味ない?―40代セラピストの実感ログ

あや

今から約2年前、「何か軽めの運動をしてみたい」と思ったのがきっかけで、マットピラティスに週1で通い続けています。最初はヨガから入り、その教室でピラティスもあったため試しに受けてみると、ピラティスの魅力にすっかりハマってしまい、インストラクター資格も取得してしまいました✨

通っている教室は少人数制(最大8名)のグループレッスンで、先生の目が行き届きやすく、一人ひとりに必要な動きの調整をしてくれます。この環境のおかげで、ピラティスを楽しく継続できています😊

施術中にピラティスの話をすると、お客様から「ピラティスって効果ありますか?」「週1だけでも意味ありますか?」「痩せますか?」とよく質問されます。

個人的な体感ですが、週1のピラティスでも少なからず効果を感じています。今回は、実際に感じている効果・変化についてお伝えします。

週1のピラティスは意味ない?直後の変化

姿勢改善

猫背や反り腰などの不良姿勢の原因の一つに、体幹(インナーマッスル)が弱いことが挙げられます。ピラティスはこのインナーマッスルを活性化させることで、自然と理想的な姿勢を作りやすくなります。

レッスン後は背筋が自然と伸びるせいか、毎回視線が高くなるのを感じています。

柔軟性の向上

体幹が働くようになると、過剰に力や緊張が入っていた肩や首、背中などの筋肉が緩みやすくなります。ピラティスは呼吸と連動させながらゆっくり動いていくエクササイズです。筋力強化だけでなく、ストレッチ要素も含まれるため、柔軟性の向上につながります。

レッスン前後でよく姿勢チェックや前屈の可動域チェックをしますが、レッスン後の方がどちらも改善が見られます。

適度な疲労感と眠気

考えられる要因として、

  • 呼吸をしながら動くことで血流が良くなり体温が上がり、体がリラックスモードに
  • エネルギーを使うことで、体が自然と回復モードに(体育の授業後に眠くなるのと同じですね💤)

私自身、レッスン中でも眠くなることがあります😅 ただその後、体がかなりスッキリしてその日一日元気に過ごせる傾向があります🍃 仕事前の午前中に受けることが多いです。

週1のピラティスは意味ない?継続することによる変化

きれいな姿勢が維持しやすい

体幹が働きやすくなり、正しい姿勢を保持しやすくなります。特に仕事中立っている状態や歩いているときに、猫背になることが少なくなってきたと感じます。また姿勢がきれいと褒められることも以前より増えました👍

凝っても数分のストレッチで緩みやすい体に

定期的に体を動かしていると、血液やリンパの巡りが滞りにくくなり、体幹や柔軟性も良い状態に維持されやすくなります。これは体が「良い状態」を学習し、記憶が形成されます。そのため、一度体が硬くなっても数分間のストレッチをするだけで、記憶した元の良い状態へと戻りやすいのです。

余談ですが、マッサージも1回受けるとその時は良くなりますが、3日ほど経てば元に戻りやすいです。そこであまり期間を空けず、例えば週1回受け続けることで、体が良い状態を記憶していきます。繰り返すことで「コリが少なくなった」「疲れにくくなった」と徐々に変化していきます。

疲れにくい体に

軽めの運動でも継続することで、筋肉量を少しずつ増やしたり、現状の筋量をキープできたりします。筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、血液循環も向上するため、結果的に疲れにくい体質になっていきます。

成人を過ぎ、年齢を重ねるにつれて筋肉量が減り代謝が下がる傾向です。
特に30代から年1-2%筋肉量が減少し、80歳までに20代と比べ筋肉量が30~40%失われると言われています。(参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisdh/29/2/29_81/_pdf

週1回でも運動習慣があること、これが最も大切なことだと実感しています。
実際に長時間の立ち仕事や歩行でも疲れにくくなりました✨

体重が安定してきた

日頃から暴飲暴食や脂っこい食事、お酒の飲みすぎを控えているのもあるかもしれませんが、体重±2㎏以内で安定しています。仕事柄、夜遅く21時過ぎ、22時頃に食べることが多いにもかかわらず、見た目や体重から「太った」ということはここ数年ありません。むしろ太ももがスッキリしてきたと感じます。ピラティスを始めた頃の写真がないため、比較写真を載せられないのが申し訳ないです💦

週1ピラティスは意味ない?効果に関する注意点とまとめ

上記に挙げた効果はあくまで個人的に実感したことなので、週1でピラティスをした全員に同じことが当てはまるわけではありません。年齢、体形、生活習慣、運動歴によって効果の感じ方には個人差があります。

週1ピラティスに向かない人、より高い頻度が求められる方

  • 短期間での体形変化を求める方
    →週2-3回のピラティス+ジョギングや水泳などの有酸素運動と併用
  • 本格的なボディメイクをしたい方
    →週2-3回のピラティス+筋力トレーニングと併用
  • 競技パフォーマンス向上を目的としている方
    →専門的なプログラムが必要

即効性かつ本格的な変化を求める場合、ピラティスの頻度を上げたり、他のエクササイズと併用することが求められます。私自身太ももの変化を感じたのは、ピラティスを始めて半年以上経ってからでした。

週1ピラティスがおすすめな人

  • 運動が苦手なので軽めの運動から始めたい方
  • 即効性を求めず、長期的視点で身体作りに取り組みたい方
  • 姿勢改善や体力維持を目標としている方
  • ストレス緩和やリフレッシュを求める方

こういった方であれば、週1でも全く問題なく、むしろ意味のあるものとなります。
ただし、最低3カ月以上の継続、適切な指導のもと正しいフォームで無理なく行う、小さな目標設定(スッキリしたいというのもOK!)がより効果を得られやすく、小さな変化にも気づきやすいです。

そして何より大切なのは、 「楽しくやっている」
これが継続できる最大の秘訣ではないでしょうか?

ピラティスでもそれ以外のエクササイズでも
仕事も勉強も
継続は力なり💪✨

ABOUT ME
あやこ
あやこ
リメディアルセラピスト
現在福岡のサロンにてリラクゼーションセラピストとして働いてます。旅行が好きで観光はもちろん、学びのための旅に出ることもあります。 資格:豪州認定リメディアルマッサージセラピスト、クリニカルアロマセラピスト、PHI認定マットI/IIピラティスインストラクター 思い出深い経験:オーストラリアでマッサージ留学、豪華客船にてスパ勤務、タイ・チェンマイにて解剖学実習
記事URLをコピーしました